きみもワナビ、ぼくもワナビ
この記事を読みました。
一切プログラムの経験がない *1男が、就職できねぇからといってpython3を勉強し、一年後eBayにエンジニアとして就職した、という話です。たびたびこうしたシンデレラストーリーがはてな界隈で話題になったりするが、そのたびに生存バイアスの巨大さを感じますよね。
The feedback I've heard from people finishing these books is "What do I do now? I am not a programmer yet, and I don't know what to learn next." This book is my answer to that question.
(Chapter1, Introduction)
という意気込みで、その軌跡を教えようじゃないか、てな感じのやつらしいと知り、これも生存者バイアスなんだろうな。。と思いながらも藁にもすがる思いでkindleで購入。全部で5章あり、
という感じ。4章まではどうでもよかったし、pythonの説明の部分もそこらへんに無限に転がっているチュートリアル程度っぽかったので、1章のイントロだけ読んであとは無視。肝心なのは5章でしょう。
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最初にプログラマの仕事に就くには多大な努力が求められるが、私のアドバイスに従えば問題ない。一度プログラマになり経験を積めば、次の職場も簡単に見つかるだろう。リクルーターのほうから手を差し伸べてくれる。
憧れているプログラマの姿です。わたしもはやくそうなりたい…!一体どうするんだ…!?
独学プログラマがプログラマとして雇われる前には実績が必要だ。しかし誰もまだあなたを雇っていないというのに、どうやって実績を積めというのだろう?この問題を解決するにはいくつか方法がある
知りたい...!一体なんなんだそれは…?
それは、オープンソースなプロジェクトを開始するか、GitHubにある大量のオープンソースプロジェクトに貢献することです。
あー…そうですね。
あるいはフリーランスでの仕事もいいだろう。Upwork*2に登録して、小さなプログラミングの案件を受けるのだ。(中略)最低でも1つの良いレビューをもらえない限り、雇われるのは難しいだろう
あー…そうですね…。
さて、一度でもオープンソースプロジェクトへの貢献か、フリーランス業務の実績を積んだならば、いよいよ面接の用意だ(*このあと面接対策講座が続く)
あっ…終わってしまった……
結論:それができたら苦労しない
どこかにエンジニア教育に力を入れている素晴らしい企業はないものか…という甘い思いを新たにしました…