電波ビーチ

☆(ゝω・)v

消費したコンテンツ 1月2023

実に9ヶ月ぶりくらいのいつものフォーマット記事。すごい色々あったけど全部忘れた。だいぶコンテンツ消費にかける時間や意欲が薄まっていた。とはいえ、この9ヶ月間の間もそれなりに消費はしていた。記録に残してはないので記憶にあるぶんしか覚えてないけど。そういう過去には振り返らず、あくまで今月分だけで書く

映画

記憶によると9本観てたらしい。そういえば9ヶ月前と状況がだいぶ変わり、その遷移も落ち着いたり跳ね上がったりしてたわけで、期間だけで考えると傾向という意味はないのだが、映画館もだいぶ人間の入りを緩和しており、最寄りのグランドシネマも隣席を空ける制限がなくなっていた。2022年9月に「すずめの戸締まり」を観た*1のが1年以上ぶりの映画館での視聴であり、それ以降はまだ行ってないのだが、劇場で観ることのインセンティブであった「人間があんまりいない」というボーナスチャンスがなくなっているのでおおよそどうでもよくなった

Da 5 Bloods

www.imdb.com

www.rottentomatoes.com

邦題「ザ・ファイブブラッズ」。ちょうど年末に西島大介ディエンビエンフー」の完全版TRUE ENDがkindleでセールになっており、それ以前もセールのときに買ってた巻があったが、今回はそれらと未購入を含めてセール対象だったので買って読んでいた。その中で言及されていたのが本作。Netflixにあった。

ヴェトナム戦争をともに経験した黒人のおっさんたちがゴールデンカムイをやる。画角を変えた表現は全部エフェクトと編集によるものかと思ったらマジの16mm撮影らしい。スパイク・リー監督の手になるものなら宜なるかな。演出のところどころにネタをぶちこむが、わかりやすいエンタメ要素は抑えめ。「これ笑っちゃうけど笑わんほうがいいな」くらいのエンタメ要素は多分にある

敢えて難しい見方をしたい向けとしては視聴する側にいろんな視座を要求するけど、めんどくさいのでそこまで気張らずに観ていいと思う

Minding the Gap

www.imdb.com

www.rottentomatoes.com

邦題「行き止まりの世界に生まれて」。Netflixのレコメンドに流れてきたのでわかりました!っつって観た。撮影・監督本人もドキュメンタリの当事者の一人であり、鬱屈した日々と仲間たちの日常(そう、彼ら/彼女らにとっての日常とは、こういうものである)を過ごしたその眼差しと記録で紡ぐ、どこにでもありそうな生き様。彼ら/彼女ら全員の自伝である

終盤で主人公たちのこれまでの来し方を細かいカットで刻んだシーンがあり、それまで視聴していた者は感情の昂りを抑えられないだろう。よくある演出といえばそうなのだが

片隅のストーリーの記録として逸品

100日間生きたワニ

Prime Videoにきてたので観た。当時のネットのレビューの答え合わせはどうでもいいが、自分なりにモヤっとしてたのをこういう形で回収するのか〜という落とし所を提示されてよかった。疎遠になった雰囲気とか痛々しくて良いし、カエルにムカついていたらワニのことをある種過去にできるのは意外とリアルでもある。「思い出しづらい記憶」のことを思っている若干虚ろで下向きの表情がドハマリする作風

配信

Sanrio Virtual Festival 2023

v-fes.sanrio.co.jp

前回から約一年、こちらの体験環境はQuest2に変えたくらい*2で、PCはアップデートしてないので(前回ですらPCパワーに不満があったが)「もしもっと強い環境で参加できたら...」と思うこと頻り。色々忙しくて参加できたのは最終日のみ。演目は、「team:beyond_a_bit with EstyOctober」と、前回も参加したキヌさんのパフォーマンス。

痛恨のミスでキヌさんのパフォーマンスは自分で開演ギリギリに立てたインスタンスに入ってしまい、自分ひとりでの視聴となった。前回の経験から、この全身で感じて脳の奥でスパークするドデカい感情の抑えきれない奔流は、できれば他の人間と共有するのが望ましい。ドラッグをキメるときもセットとセッティングが大切なように。しかし独り占めできる体験もまた違った鑑賞体験であり、人目を憚らず号泣できた。マイクは常にオフにしているんだがな。

ちなみに前回のパフォーマンスのようすが今回の開催にあわせて公開された。今見返しても心が震えるし泣いてしまう

www.youtube.com

「team:beyond_a_bit with EstyOctober」のほうは、開演前のタイミングでいっちゃん参加人数が多かったpublicインスタンスを選んで入った。周囲の会話とかはどうでもいいし聞いてないからいっそbotとかNPCでもいいと思う(個人の感想です)。ワールド全体を包み込み、始まりか終わりの旅へいざなう視覚体験。宇宙の創世みがある。宝箱から始まるストーリーラインは、誰も知らない世界の秘密をワクワクしたきもちで覗く気配があるが、すぐに身体全体がこの世を越えた世界に包み込まれ、放り出される。現世に戻ったあともワールドに痕跡が残ってるのがめちゃ良い

ChatGPT

観測範囲では11月だった気がする。12月だっけ?アカウントを作ったのはTLに流れてきてからで、自分から周辺の使われ方を深く広く調べることはせず、たまたま見かけた使い方を参考にしてる。なのでとても浅いんだけど、どうやらその筋やセンスの持ち主にとっては想定以上のインパクトだったらしく、未だに連日クソと化したTL*3に流れてくるところをみると、わりと今後の世界のターニングポイントだったりするのかもしれない。商業主義に走りカルチャーも理解しないセンスゼロのハイエナあたりにも広がって謎のもてはやされ方をされてるしそういうつまらん連中のせいでゴミになる未来もあるだろうけど

ほかにもAI*4ツールの支援はちょいちょい恩恵を受けていて、コマンドから使っているものもあるし、有償で購入したソフトもある。局所的な支援ではあるが、自分のような浅いユーザーでも身の回りのあれこれにAIとコミュニケートしているところをみるに、ついにそろそろそういう時代なのかもしれない。機械学習本とか何も読んだことないし知らないから全部テキトーです

あー、記録として書いときたいことを忘れていた。値上がり前のMBP14inchM1Proを購入したけど、8 core CPU/14 core GPUの32GBモデルを買った6月時点では、機械学習とかは一切何も気にしなかったんだけど、夏くらいからは洛外の自分にもわかるかたちでいろんなツールが出てきたり波及していくのをみて、次回があればちゃんと機械学習を試したりそういうのに堪えるスペックを考えないとなぁ、と思ったのだった。今でも充分すぎるくらい強いけどね


今年の目標は、攻勢と備えです。今年っつってもこれを書いてる現時点での心境なので、来月もしくはそれ以降にさらっと「ギャルになる」とかになってることは十分ありえます

*1:TLでネタバレを喰らうのが嫌だったから

*2:前回のブログでは「今の所買うつもりはない」としていたが、値上がり前のタイミングで購入してた

*3:イーロン・マスクTwitter買収したのはこれより前だった気がするがもはや憶えてないし調べる気も起きない

*4:知能なんぞ無いのでAIというのは間違ってるとは思うけど便宜上AIとする